ビン・ラディン:たった1つのツイートが生む本当のバイラルの話。

(2011-05-07_18
この数字が何を意味するのか、分かりますか?

答えは、OBL(オサマ・ビンラディン)氏に関するツイート数です。この驚異的な数字をSocialFlowが余す所なく徹底的に研究し尽くしていたので、ご紹介。

事件が起きてから一連のツイートを可視化したものがこちら。上下の丸からツイートが派生していっている様子が見て取れます。宇宙みたい。

Tweet

上と下に大きな丸があると思います。それが、バイラルを生んだシード(種)です。上の方にある大きな丸が10:24 p.m. の@Keith Urbahn氏のツイートを表現していて、これがキラーツイートとなり驚異的なツイートの広がりを生みました。そのツイートがこちら。

Twitter

このツイートを見て1分以内に80以上のリアクションがありました。その中にはNYTimesのBrian Stelter氏(Follower: 55,319)も含まれていました。さらに、2分以内には300ツイート以上に膨れ上がりました。ネットワークの脅威です。たった、120秒ですよ。カップラーメンすらできません。。おそろしや。

そしてこちらが、上記のKeith氏のツイートに対するリアクションを時系列で表したグラフ。40分ぐらいで爆発的な広がりは収束した様子。でも、それからしばらくは継続的にRTされています。

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実は、公式な発表以前からガダフィ大佐に関する憶測も飛んでおり、OBL(オサマ・ビン・ラディン)氏の情報と混同してツイートされていたようです。それぞれに関するツイートの量を可視化したものがこちら。OBL氏に関するツイートがティッピングポイントを迎えているところが、ちょうどKeith氏がツイートしたタイミングです。

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Keith氏のツイートを1分以内にRTしたNYTimesのBrian Stelter氏のツイートが、セカンドキラーツイートとなりさらなる情報の爆発的伝播を生みました。ちょうど上記で表示した画像の右下の大きな丸に当たります。

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もっとズームして見てみるとこんな感じに。@andylevy(Follower: 38,502), @ObamaNews(Follower: 222,243), @laughingsquid(Follower: 151,204)によってRTされ、彼らのフォロアーを刺激し、さらなるRTを生んだ模様。@andylevy氏はFoxNewsのコメンテーターで、@ObamaNewsは文字通りオバマニュースに関するツイートをしているアカウント、@laughingsquidはユニークなおもしろ系の情報をツイートしているアカウントのようです。それぞれがそれぞれの属性を持つフォロアーを持っており、OBL氏のニュースとの親和性が強かったのか。ここからもグングン広がりました。ただただ驚くばかり。。

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影響力、信頼感と注目度

SocialFlowは最後に、その驚異的な研究記事をこのようにまとめています。

影響力、信頼感、説得力は他のユーザーに影響を与えるのにすごく大切な役割を担っています。しかしそれは、ユーザーの直感を刺激する複雑な動力の一部です。実は、タイミングや純粋な運などを含む「コネクション」がもうひとつのファクターです。しかし、私たち人間は、まだまだ信じられないほど不合理で、つねづね直感や、その場その場の感情に任せ、決断をします。

Keith氏は、一番初めにOBL氏に関するツイートをした人物ではありませんでした。しかし、彼は彼自身のネットワークからもっとも信頼されていたのです。彼のtrustworthiness(信頼・信用できること)をもってして、ベストなタイミング、正しいソーシャルなネットワークを築いているプロフェッショナルたちとの繋がりと、関連するニュースの話題が見事にマッチし、完璧なシチュエーションを展開しました。

OBLから学べること - これからは"Trustworthiness"が大切 -

ソーシャルネットワークというものが一体全体何者なのか、ということを理解する必要もなく、ぼくたちはその恩恵を割とナチュラルに受けています。しかし、こういう顕著な事件が起こったとき、その真価を発揮し、ソーシャルネットの可能性を再認識せざるを得なくなります。何度かここで書いたと思うのですが、フォロワーを増やせばいい、という単純な話ではないことがもう明白だと思います。Keithさんのように、自分の持つネットワークとの信頼感が一番大切になってきます。つまりそのネットワーク=自分の土壌を耕さないことには影響力はついてこない、ということなのでしょう。自分の土壌 ≒ フォロアーの質という表現をしてもいいのかも知れません。というかそもそも、必死になって影響力をつけようとするのって全然クールじゃない気がします。自然にみんながついてくる、というか。気づいたら影響力を与えていた、というか。そんな感じのイメージを、ぼく自身は持っています。もっとソーシャルネットワークの本質を見極めなくちゃいけねーなーぎゃー、と思いました。

追記:もっとも成功しているFacebookページ10選 (Don't Be Lame) によると、一位のジャスティン・ビーバーのFBページのアクティブファン率(ファン数に対するlikeやRecommendをしてくれた人の割合)は1.8%でした。この数字が多いのか少ないのかはさておき、残りの98.2%のファンは流れてくるフィードを見ているだけ or 見逃しているだけで何もアクションを起こしていない、ととれます。そうすると、そこには底上げをする余地がまだまだあると言えそうです。言い換えれば、ファン数が少なくとも、アクションを起こしてくれるファンの数を増やすことによって、アクティブファン率、すなわちバイラル率が高くなると言えそうです。今回の事件の一連の流れから見えた"Trustworthiness"がまさにこのブログ「クローズドとソーシャルの交差点」を通して、ぼくがみなさんに伝えたいことなのです。今回のKeithさんのように"Trustworthiness"を培うことが専決されるんじゃないかなー、とぼくは考えるのですが、皆さんはどう思われますか?ぜひFBページ、Twitterでコメントをください。

なお、今回の研究記事は大変有益なので、ぜひ本文を御覧ください。データや写真は全てSocialFlowのサイトから再掲させて頂きました。感謝!

Thanks for SocialFlow. Images and data on this post were brought from SocialFlow Company Blog! Again, thanks a lot!

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